２日目。
この日は平日で12時半からでしたが、満員でした。２日連続で見に来た人が半分ぐらいだったように思います。
前日と比べるとしっかりとネタとしての面白さをやってるコンビが多かったように思います。
トップバッターはダブルブッキングで「先生どうしの会話」。ボケ側の黒さがよく出てるネタでしたが、トップバッターとしては正直びっくりするぐらいウケてました。客側もよかったんでしょうけど１番目であれだけウケることあるんだっていう驚きが。１番目じゃなかったらもっとウケてた可能性があると思うとすごい惜しかったですね。
そして、次に出てきたのがインパルスでかなり早い登場でした。ネタは「アイリンちゃん」でよくできてましたが、大きい笑いどころが出てこなかったような印象があります。ここも２番目なのがかわいそうだったかなーと。
ツィンテルのネタは「瀬戸の花嫁」。友人と結婚相手が同じ顔でどっちがどっちだかわからなくなるネタ。タイムマシーン３号は「演劇の読み合わせ」。笑神降臨でやってたネタでした。ただここに関しては前２組のせいで笑いを作ったというより笑いの流れに乗ったというイメージを抱いてしまいまして、この辺もクジ運でしたね。
その後ネタは続いていきます。
ウケてる印象の組をネタ順に書いていくと、天竺鼠は「オーディション＋中華料理屋＋刑事」という３つの設定を使って最後はとにかくぐちゃぐちゃになるコントを披露。相変わらずの独創的なコントで、笑う人はかなり笑うけど笑ってない人は笑ってないという少し人を選んでいた感もありました。
ビーフケーキが「ぺぺペドミア共和国」。日本円と両替したら大量の紙幣と木の棒（一応お金）を背負わされ荷物になり、自販機でジュース買ったらまた大量の小銭と木の棒が出てくるという物価がむちゃくちゃなネタ。自販機からの小銭はかなりインパクトがあってここで一つ大きな笑いが生まれてました。片付けるのにむちゃくちゃ時間かかってましたが。
ニッチェは合格組に負けず劣らずの笑いを生みだしてましたね。ネタは「お芝居」で幼稚園の子が全力の芝居を見せるテレビでもよくやってたネタ。ただホーム状態だったのが明らかすぎでしたので、メディアの露出が逆にマイナスになったように思います。
そして鬼ヶ島。ここは個人的に１番好きでめっちゃ笑いました。授業中に「寝ると怖い先生」ですが、明らかに異世界の話で存分に引きこまれてしまいました。去年より面白かったです。会場もウケてたので行ってほしかった！
直後のジャルジャルは実力を感じさせるネタでした。「フィリピンの数学者」は見るの２回目でしたがやっぱり笑いどころがよくできてるとすごい感心します。ジャルジャルは実力で売れてるっていうのがネタを見るとよくわかります。
そして最後のブロック。ここで面白かったのはジグザグジギーで合格するかと思ってました。ネタは「ダイイングメッセージ」で、刺された人が死に際に書きだしたのがまさかの長文。その後、接続詞出てきたり画数の多い漢字書いたりで…、わかりやすいけど意表をつかれるネタの展開がよかったように思います。
主要で書くとこのような感じです。この辺りのコンビは通ってもおかしくなかったなと思います。
以下は全コンビのネタ順とネタタイトル。改行はブロックの区切りです。
ダブルブッキング「先生どうしの会話」
インパルス「アイリンちゃん」
ＧＡＧ少年楽団「グラコロ」
シャカ「キャバクラ潜入捜査」
ザ・プラン９「刑事ドラマ」
ロッチ「長いノリ」
シンボルタワー「決着」
銀シャリ「結婚の許可」
トップリード「邪魔！」
タイムマシーン３号「演劇の読み合わせ」
ＺＥＮ「レコーディング」
がっつきたいか「エジプトで同級生と遭遇」
恋愛小説家「年齢確認」
ななめ45°「母からの手紙」
天竺鼠「オーディション＋中華料理屋＋刑事」
ピテカントロプス「起こせ！」
我が家「野球やめんな」
しゃもじ「ヘルメットを取れ」
うしろシティ「転校生」
ビーフケーキ「ペペペドミア共和国」
犬の心「メガネ」
ザブングル「３度目の加藤」
バイきんぐ「先生に会いにきた教え子」
かまいたち「すー」
エネルギー「狂言師合コン」
水玉れっぷう隊「リモコン貸して」
スパローズ「クズのエリート」
ニッチェ「お芝居」
ザ・ゴールデンゴールデン「能力者」
鬼ヶ島「寝ると怖い先生」
ジャルジャル「フィリピンの数学者」
ジグザグジギー「ダイイングメッセージ」
インスタントジョンソン「飲みのコール」
カナリア「もっと強く」
ＴＫＯ「お義父さんと２人」
ロッチ、ＴＫＯ、我が家とか名前の通ったコンビも出てるんですが、前述のコンビのウケは超えられてなかったですね。お笑いは日ごとにどんどん変わってるってのを強く感じました。
そんなこんなで２日目のレポを終わります。
決勝は22日ですごい楽しみです。
それではー。
