カイジ2 感想

今日は映画「カイジ 2」を観に行ってきました。というわけでその批評かつ感想です。
 
※以下ネタばれを含む可能性が十分にあるのでご注意ください。
 
 
結論から言えば、面白かったですよ。
特に後半になるにつれて尻上がりに面白くなっていった感じがあります。
沼攻略後のオリジナルエピソードとか、笑いましたし秀逸でした。
 
ただ僕は原作もちゃんと読んでる人なんで、ある程度補正とかができます。
そう考えると読んでない人から観たときわかりづらいところがあってもおかしくないかなとは思いました。
特に冒頭のチンチロに勝つ部分とかは本当によくわからないんじゃないかと。
 
 
キャラの役割などは原作とかなり異なっています。(例:石田さんの娘はまず出てこない)
そうして失敗する例はいくつもあるんですが、カイジの場合はそれがないのですごいと思います。
1作目もそうでしたけど話の流れに筋が通っていて、違和感なく観れるのがいいなと。
 
そして演技がさすがにみなさん上手い。坂崎のおっちゃんとか雰囲気がすごい出てました。
結構入り込んで観ることができるかなという印象です。
 
 
欠点は時間の都合でどうしてもゲームがやや小規模になってしまうこと。そして端的になってしまうこと。
パチンコ沼なんかはもともと直接的な心理戦ではないためか、描き方が事象の羅列になってしまっていたような気はしました。もう少し詳しく説明をして、一条が自信を持っている理由、カイジがどこに悩んでなんで閃き何が天才的かなど、その辺りの心理的要素をもっとわかりやすくしてほしかったように思います。
 
あと、新ゲームが思ってたよりシンプルだったのは残念でした。(グロさはあるけど)
切り抜け方もなんかすごい単純だったので。
 
 
そんな感じです。
1ほどではないけどでも面白いよというのが最終的なまとめですね。
 
なにより最悪だったのが上映中後ろにいる学生らがふつうに喋ることでした。
それではー。