見てきたのでダーッと感想を書きます。敬称略です。
ミヤシタガクはかなり衝撃的で、日常的なところの出だしから徹底的に狂った方向へ持って行ったのにハマってしまいました。ネタ的に人を選びそうな気はするけど、すごい面白かった。
ルシファー吉岡は、天気予報を目指す理由として不純すぎるのを正当化しようとする滑稽さがたまらなくよかった。何言っても無理なのに、ちょっと考えちゃうっていう。
３人目誰に入れるか迷って粗品に。今までのネタに改良を加えたネタはただただ見ていて気持ちいいです。
他にありそうと思った人達をとことん書きます。まずは東京組。
アンドーひであきは芸をするまでの導入部分に無駄を感じたものの、持ってる技にまだまだ底知れなさを感じた。流行りも取り入れていていいなーと思いました。
ウメがじわじわときてしまって、一人コントのやりとりですが会話の面白さに笑ってしまう。本来の持ち味が今回フルに出てた感じ。
横澤夏子は尻上がりに面白くなっていって、99万円の世界旅行という見たことあるワードに特に笑ってしまいました。たまに漏らす本音もよかった。
西村ヒロチョ、あばれる君はしっかりとネタをやりきっていてここも盛り上がってた。
レイザーラモンＲＧはバカだなーと思います。似てない人をなぜ演じるのか（笑）力技なんだけど笑ってしまう。
初めて見た人でサンシャイン池崎も面白かったです。テンションで押し切る芸風は前半ではかなり盛り上げた印象。そして個人情報を出しまくる捨て身さ。
大阪組だとバカウケしたのが中山女子短期大学。個人的にはそこまでかなと思ってしまって、原因にはもしかしたら予備知識がなかったかもしれない。ただネタの特徴としてはアホっぽさです。
馬と魚。一番初めに強いの持ってきっちゃった感じですが、でも芸達者で面白かった。
ヒューマン中村も安定していて期待値どおりに面白い。ただ期待値以上のものも出なくて、ネタとしては１年目のものに近い印象。
小森園ひろしは１つのネタを引っ張っていくタイプでしたが、フリからオチのあーあに至るまでの距離感が最高にいい。プラマイ兼光は完成度の高いモノマネでウケを重ねる。
おいでやす小田は毎年面白いと思うんですが、ネタの根本に関西弁があるのでそこをどうとらえていいのかが若干怪しい。
他個人的によかったと思った人達
じゅんいちダビットソン→いわゆる出オチから、でもそのあとも笑っちゃって個人的にすごい好き。
祇園木崎→ナルシストをとにかく振り切っていて、めちゃくちゃイラッとしてしまった。
バイク川崎バイク→安定の団体芸。
藤崎マーケット田崎→気持ちいいあったっていう部分をついてくる。オチがもったいなかった。
おぐ→トップバッターながらウケてて、こんだけ何人もの野次を吹きこむ発想がなかったです。
ザブングル加藤歩→正統だったのがすごい印象的で、話術の力あるなと思いました。
だいたいこんな感じ。
他にもまだまだあるけれど、もう疲れたのでがっつり省略します。
ネタ順およびネタタイトル（分類等含めざっくりしてます）
おぐ「コント：ハゲのセッティング」
トップリード新妻「コント：娘を返せ」
じゅんいちダビットソン「モノマネ漫談：無回転なぞかけ」
イワイガワ井川「フリップ：男の本音」
きくりん「モノマネフリップ：中井貴一で」
サンシャイン池崎「コント：我こそは」
くじら「漫談：いじられツッコミ」
まなてぃ「コント：昭和の時代」
タブレット純「歌漫談：かすかな幸せ」
中村淳子「漫談：少女マンガでよく見るやりとり」
エハラマサヒロ「コント：めっちゃ熱すぎてめっちゃうとうしい音楽プロデューサー」
Ｇたかし「モノマネフリップ：アイカタオ猪木」
アンドーひであき「モノマネコント：ダンス講座ＣＤ」
藤崎マーケットトキ「フリップ：怒りをぶつけながら」
小森園ひろし「コント：ラーメン屋」
ナオユキ「漫談：雑居ビルの４Ｆ でたらめな酒場」
バイク川崎バイク「漫談：ＢＫＢ」
笑い飯哲夫「コント：非日常劇場 病院」
ヤナギブソン「コント：結婚のスピーチ」
おいでやす小田「フリップ：英語の例文」
あばれる君「コント：校舎の分割統治問題」
やまもとまさみ「コント：取り調べ」
横澤夏子「フリップ：私が出会った人」
西村ヒロチョ「漫談：ロマンティックな子どもの遊び」
ミヤシタガク「コント：電車の駅員」
ＡＭＥＭＩＹＡ「歌漫談：でっかい男」
ウメ「コント：ピクニック」
ＴＡＩＧＡ「漫談：お前誰だよ」
田上よしえ「コント：お笑いオーディションの審査員」
サイクロンＺ「マジックコント：メンタリムズムズ」
ザブングル加藤歩「漫談：どれくらいびっくりだったか」
もう中学生「漫談：（いろいろ）」
スギちゃん「漫談：ワイルドを曲にのせて」
岸学「コント：自転車イントロドン」
守谷日和「コント：迷子センター」
馬と魚「歌漫談：～が桃太郎を歌ったら」
祇園木崎「フリップ：ナルシスト」
中山女子短期大学「フリップ：魔王 晩飯編」
中山功太「コント：何このラジオ」
カートヤング「コント：校長の話」
プラスマイナス兼光「モノマネ漫談：桃太郎にのせて」
ヒューマン中村「フリップ：形容形容詞」
全体的には前半はなかなかに重くて、後半でワーッと盛り上がった印象。
東京組のは全て画面を通して見るわけで、この辺やっぱ生で観るのとは多少伝わるものが違いましたね。一番極端にわかりやすい例で書くとＴＡＩＧＡのネタに対する東京のお客さんの中途半端なノリ方に関西が笑うっていう。
反対に大阪組のネタを、画面を通して見た東京側はどういう反応で観ているのか、ここは純粋に気になってます。
最後に一応12組予想をあげときます。
なんていうか審査は好みの問題になってきそうで、そんな明確に差があるわけでもないので、かなり外れる気がします。いつも外れるし。
・レイザーラモンＲＧ
・ウメ
・サイクロンＺ
・横澤夏子
・馬と魚
・中山女子短期大学
どうなることやらですね。決勝は3月4日です。
それではー。
