映画 聖☆おにいさん 感想

コナンの映画を見るついでに、「聖☆おにいさん」の映画を見てきたのでその感想です。
一日後にしておけば1000円で見れたのはいわずもがな。
 
客層はコナンよりも高い人が多く安心しました。月曜なので安定のガラガラです。
 
 
ー以下感想(ネタバレを含む可能性があるので注意してください)ー
 
結論から言うと映画館で見るようなものでもないかなーと。
 
基本的に原作のギャグをやりながら、オリジナルの部分を足した感じ。春夏秋冬、一応4部構成です。
マンガはそれこそ宗教の知識を交えながらのギャグマンガですが、映画はとにかく「休暇」の部分を抜き取ることに力を入れてたように思います。
かなりスローテンポでまったりとした、近所の住人たちとの交流も含めながらの、ブッダとイエスの下界休暇ライフ。これを描いていて、よく言えばハートフルに、悪く言えば物足りなく作られていたと思いました。
 
声を担当したのは普段声優でない俳優2人(森山未来さんと星野源さん)ですが、
なんというかブッダとイエスの2人のかなりの仲のよさと、そこから出る少しヌルっとした気持ち悪さもすごく出ていてよかったです。
ツッコミとかギャグパートでは少しおとなしい印象を受けました。
 
ギャグの部分もテンポがゆるいのでやや笑いにくく、オリジナルの部分も子供たちが主導で、ブッダ・イエスが持つ設定をほとんど活かしていないのが残念だったと思います。
原作の持つ面白さを半減していて、とにかくギャグものじゃなく日常を切り取ってる作品でした。
 
 
だいたいこれくらいで。
 
しばらく映画は見ないと思いますが、また機会があればへたくそな感想は書いていこうと思います。
それではー。