おすすめマンガ その9 ~ねじまきカギュー~

個人的に好きなマンガを紹介するこのコーナー。3カ月ぶりです。コーナーといえるのだろうか。
 
今まではサンデー系列のマンガばっかり紹介してきましたが、今回は違います。
紹介するマンガはこちら!
 
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ヤングジャンプで連載中のねじまきカギュー中山敦支でございます!
 
買うきっかけはtwitterで「トラウマイスタ」の話になって、そこから猛烈に中山先生の作品を読みたくなかったから。
トラウマイスタ」は同作者がサンデーで描いた作品で、これはこれで記事にして書きたいくらい衝撃度の強いものだったんですが、ここで書くとややこしくなるので省略します。
 
 
あらすじ(wiki引用)
都内の私立高校に勤める平凡な新米教師・葱沢鴨(カモ)は、怪物的な女子に追い回される超女難体質が悩みの種。そこへ謎の拳法家・鉤生十兵衛(カギュー)が現れ、「先生を護る為に転校してきた」と宣言する。強くてクールなカギューだが、その正体は中国に引っ越していたカモの幼馴染で、カモのことを一途に愛する純情少女だった。2人の仲を阻む様々な障害に、カギューは螺旋巻拳とまっすぐな愛情で立ち向かっていく。
 
 
恋×バトル!非常にまっすぐな姿勢を貫くヒロイン・カギューには少年マンガの主人公に等しい熱さを感じます。
にもかかわらずときどき戻る女の子としての姿にすごい惹かれてしまうんです。
 
そしてそんなギャップを持つカギューを支えるのが、この作品最大の特徴ともいえる個性的な絵。この絵が生み出すギャップの振り幅が半端じゃない。思わず噴き出してしまうほどで、もはやギャグの領域と言ってもいいくらいの変化です。
だからそのせいで次のページがどうなっているのか全く予想がつかないし、予想がつかないから面白い。
 
さらにそれに加えて大コマや見開きを多用しているのも特徴の一つ。それにより作品そのものに勢いがすごい出ています。予想がつかなく驚かされる物を一気に読ましてしまうから、その感覚に爽快感すら覚えてしまう。
 
ページをめくればゾッとして、ページをめくればキュンとくる。こんなに次のページをめくるのが楽しい作品はなかなかないんではないでしょうか。
 
キャラも色とりどりで個性豊か。女子なのに護身術でトンファー使えるヤツや、完全に行き過ぎた感情を抱いてる使用人など強い子ばかり。そして一種ヤバイ子たちばっかなのに、みんな信念を持ってまっすぐに生きているってのを感じます。
女子比率がハヤテ並みですが、全くそれを感じさせないのもすげーなーと。
 
 
笑って熱くて予測不能
このマンガがすごい!2012」などさまざまなところでも取り上げられ今注目を集めているこの作品。  
現在3巻まで発売中でまだまだ手のつけやすい範囲ではないかと思います。是非一度読んでみてください。
 
あんまりまとまってない気もする。
それではー。