来年と今年と

<来年の目標>

・5人以上の人とネタをやる

 

というのを勝手に考えてます。この目標に至った経緯を書くと、一言で言うとコンビネタがめちゃくちゃ余ってるからです。

 僕はネタを考えるのが昔から好きで、これはネタをやりたいからとかライブがあるからとか目的があってやってるのではなく、ただ一人でいる時間や何か作業をしてる時とかに勝手に妄想することが好きで、それでネタを作ってることが多かったりします。そしてそれをもう高校生くらいの時からやってたので、これは誇張抜きに今100本以上やる予定もないのにネタがある謎の状態だったりします。

 で、せっかく作ったならそれがどれくらい面白いのか人に見てもらいたいという心理があり、こうやってネタをやってるというのが正直なところです。

 そういう中で、これまでピンネタ中心にやってきたのですが、実際のところ作ったネタはピンネタと漫才とコントの割合が1:1:2くらいでコンビネタが普通に多い。プラス、ピンネタはこれまでやりたい!と思うやつを優先的にやってきたので、あとはもう残ってるのが別に見せたい!と思うほどでもないものだったり、面白いけど準備が面倒すぎるやつだったり、後先考えず人に迷惑をかけるタイプのネタだったりが残ってる。

で、コンビネタ(もしくはトリオとか)なら、まだまだやりたい!と思うやつがたくさんあるのでそれをやりたいなというのが第一にあります。自分勝手ですね。

 

 なら割れくすでやれば?っていう話にはなるのですが、タカさんはタカさんでやりたいネタはいろいろあること、やりたい方向が僕とタカさんでそこまで一致していないこと、割れくすはタカさんに誘っていただいてて主導権は向こうだと勝手に思ってること、忙しいこと、お互いにできる範囲が限られてることなどがあり、

そう考えるうちに別に一つのコンビに固執しなくてもいいし、それがアマチュアのメリットじゃんというのもあって、今はいろんな人とネタをやってみたいなっていうのが強いです。向こうも特別僕にこだわってるわけではないみたいなので。邪推されると嫌なので補足しとくと解散とか今後ネタをやらないとかではありません。

 

 ただ先に書いたように自分のネタをやりたいというのが僕の本質なんだろうなとは思ってて、しかも人に合わせてネタを書いてるわけじゃない分、他の人からしたら絶対やりにくいだろうとは思ったりはしてます。

 ただたまに本当にありがたいことにらーゆさんネタどうですか?みたいな話もちょくちょく言ってくださる方はいて、さすがにこの目標を立てて誰がてめえみたいな奴と組みたいんだ調子に乗るんじゃねえクソ野郎がボケカス死ねとはならないと思うので、がんばれば達成できなくはないと思い、こういう目標を立てています。ちなみに僕は素直じゃなく臆病なので、直接声をかけられるとその場でめちゃくちゃ否定的な態度をとることが多いです。最悪ですねなんなんだこいつ。

 あと5人の人数に特に意味はなく、今年は3人の方とやらせていただいたので、少し増やして5人にしました。目標は無理なくがんばればできるくらいがちょうどいいという自論があります。

 

<今年の自分のネタの話>

今年やったネタ(赤字は自分台本、うち太字が初出し)。抜けてたらごめん。

・アマ笑杯(漫才:パン屋)

・たまごっちライブ(ピン:どうして

・戦(ピン:読経

・ブンブンチャンプ(コント:ホイッスル痴漢、漫才:おふくろさん)

・GIG-1(ピン:犬太郎

・KOC(コント:ホイッスル痴漢

M-1(漫才:電車で席を譲る)

・メランコリーのこと(ピン:ロシアンルーレット

・アマ笑杯(ピン:サンタさんコント:金の斧

M-1漫才:逃走中

・トランジット(ピン:信頼するも何も

 

 特にライブに呼んでくださった方、一緒にネタをやってくださった方、本当にありがとうございました。今年はわりと去年まででがんばった貯金でネタをやらせてもらったなあと勝手に思ってます。そろそろその貯金も底を尽いてると思うので来年はがんばるか死ぬかですね。

 

 ちなみに今年特に嬉しかったのは、3位がアマ笑杯で金の斧のネタがウケたこと、2位がM-1で1回戦を初めて通ったこと、1位がメランコリーのことで爆ウケしたことです。全部9月。

1個1個掘り下げるとさらに文が長くなるので書くかわかりませんが書けそうなら別記事にします。普通はM-1の1回戦が1位だと思うんですが、メランコリーがマジのマジにウケまして、いやいや記憶違いなんじゃないのと記憶を疑い始めた中、動画もいただけたので確認したらやっぱり爆発的にウケてました。メランコリー、本当にありがとうございました。

 

<他の人のネタ>

 自分の話ばかりしてもあれなので今年身の回りで印象に残ってるネタを特に3つを挙げておくと、パッと思いついたのでブンブンチャンプの十九人と、ネタアンドスタディのマザーロスハイと、アマ笑杯の天気の子のネタです。

 十九人はもうみんな知ってるので書く必要もないですが、実際1段階も2段階も上にいる人達で、十九人が見つけられない世界ってヤバいのではと思ってたら、普通にガンガンちゃんとした所に見つかり始めてて、勝手に嬉しくなってます。ただ若さっていうのが武器になる部分もあるのかなと勝手に思ってて、だからもう今のうちにがんがん勝負かけて売れてほしいなーと、めちゃくちゃ勝手に一人の気持ち悪いファンとして思ってます。勝手が2文で3回も出た。

 マザーロスハイはネタアンドスタディの時、個の背景からネタにしていて、そんなに簡単なネタではないはずなんですけど、本当にしゃべり方が丁寧でしっかりと伝えててすごいなと思ってます。他のコンビよりもすごい丁寧。ジョーさんのキャラ的には丁寧さがどう働くのかはまあ難しいんですけど、ジョーさんっぽさが何かの形でネタに乗ってきたらめちゃくちゃ強いなと思いますね。

 アマ笑杯の天気の子のネタは、腹抱えて笑って見てた記憶が合って、あとから聞いたら手汗さんは天気の子が好きすぎて陽菜のコスプレ買ってまでやってるくらいなのに、あふろさんは1ミリも天気の子を知らないらしく、それだけ温度差あるならあの台本見た段階で、知識ないの聞いた段階でどっちかが止めろよっていうの含めて、ああ面白えなあと思ってます。

普通だとこういうこと起きないし、こういうネタが生まれるのがアマチュアの強みだなあと。

 あとはまあもっと挙げていくならGIG-1の横田さんとか、ハイスクールスチューデントとか、ペトラフォルトの漫才とか、キリなくなりますね。関係ないけど、他の人の感想を書くとなんか批評っぽくなっちゃうのどうにかしたい。

 

 

<今と今後>

 冒頭に来年の目標を立てましたが、今年は実は目標を何も立ててなくて、それは去年同じタイミングで今年どうしたいか考えた時に、環境がどうなるか全然予測がつかなかったっていうのがあります。

 そしたらやっぱり今年1年でネタをやる環境が大きく変わって、端的に書くとネタと大喜利がかなり独立したなというのをすごく感じてます。それはよく言えばネタをやる人、できる人が集まっている証拠だと思うですけど、デメリット言えば昔は大喜利とひっついてたことで見る人を集めてた部分が、今本当にネタの価値だけで集める必要が出てきてて、結構しんどい方向に向かってるということも思ったりしてます。

 なのであまりこれまで興味ない人も面白いからできるだけ来てねー、なんてことは僕は全然思わない性質なんですけど、まあ来年もどうなるか結局予測はできないなーと思ってて、僕はとりあえず自分なりにがんばってやれれたらなと、最悪やれなくなってもそれはそれかなと思いますね。文章書くの疲れちゃって、最後全然まとめられてない。ごめん。

 

以上です。長文すみませんでした。

今年もいろいろとお世話になり、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。