R-1ぐらんぷり2012 決勝 感想

今年の大会は突出してる人がいなくていまいち盛り上がりに欠けていたという印象でした。
地域によっては3回戦から見てますが、決勝になると舞台の雰囲気が予選とはガラリと変わるわけで、今までウケてたネタがあまりウケないというのはやっぱり難しい所だよなーと思いました。
 
3分って正直短いですね。もうちょっと時間を長くしないと始めのつかみでかなり決まってしまうような気がして、その辺考える必要があるかなと思います。
 
予選から見ると予選のウケをどうしても思い出してしまうわけで、その辺で自分も楽しみづらかったかなーという反省があります。
 
 
 
以下、順を追ってひとこと感想。全て敬称を略しております。
 
Aブロック
 
友近
最後は笑いました。なんていうか笑いはそんなになかったわけですが、でも決してスベってるわけではなくて、ひとつの芸を見ている感じが個人的にすごい楽しめました。
 
野性爆弾 川島>
かなり笑いましたがオチが決まらなかったですかね。予選ではあのドラの音が30秒くらい続いてタイムオーバーするというやつだったわけで、その辺がテレビである以上消えてたのが非常に残念でした。
 
<AMEMIYA>
切なさはすごいありましたが去年と同パターンというのがモロに出てしまった感じですかね。
 
<COWCOW多田>
半分くらいのお客さんにはウケてといった感じで、準決勝のウケにはほど遠かった感じはありました。「割って入る~」みたいな重ねギャグがほんとはもっとあるはずだったので、その辺がうまいことでなかったのが残念だった気はします。
 
 
審査
自分が入れるとしたら友近2、COWCOW多田1でした。
結果は納得でしたが、しかし唯一三枝師匠が川島に入れたのは面白くむしろ三枝師匠に好感を持ちました。
 
 
 
Bブロック
 
<サイクロンZ>
失敗のパターンでもおーってなっているところがあって、いまいち成功と失敗のメリハリがお客さんに伝わっていなかった印象でした。
 
ブリッジがうまくいかず謝っちゃうのがもったいなかったなーと。顔の笑いのみが先行してしまった感じ。本音をいえばダークホース枠としてはやっぱりもっと違う人が見たかったです。
 
予選では全くやっていないまさかのヨギータ(笑)面白かったですが手堅い笑いという印象がありました。
 
<キャプテン渡辺>
ほんとにあれだけ外すとは思っていなかったです。180万当てたでだいぶお客さんが離れたんですかね?というよりクズは好きじゃなかったんでしょうか…。
 
 
審査
自分が入れるとしたらチュートリアル徳井2、サイクロンZ1。
正直まわり3人が自滅してしまってたかなと。ちょっと残念なブロックでしたかね。
 
 
 
Cブロック
 
<千鳥・大悟>
全体的にお客さんとの距離が遠い中で、それでも始めに近づけようとしてたのがすごいわかりました。正直あの環境であれだけ客を引き寄せられたら十分すぎると思います。
 
始めでハマらないとなかなか厳しいよなーと思いました。なに言うてんねんっていう面白さなので。
 
個人的には一番よかったと思っています。みんなが予選よりも外す中で、ちゃんとウケてたのがあって正直ホッとしました。何回見ても完成度高いなーと。
 
<スギちゃん>
ふつうに知ってる人が多かったという感じですかね。キャラ芸人の強さはやっぱりありましたよね。個人的には普通でしたが。
 
 
審査
自分が入れるとしたらヒューマン中村2、スギちゃん1。
一騎打ちになったわけで、今大会で1番の盛り上がりだったと思います。ヒューマンの2本目も何をやるのかかなり見たかったですね。
 
 
 
決勝
 
<COWCOW多田>
予選と同じく安定して半分くらいの客にウケていた感じ。面白かったです。
 
オチは全く違いますが準決勝はこのネタだったわけで、ネットで書かれているような勝負を捨てていたわけでは全くないはずです。てっきりヨギータで来ると思ったので再度裏切られました。
 
<スギちゃん>
一発目に比べるとちょっと見劣りしちゃいましたかね。
 
 
審査
正直誰に入れてもうーんってなりそうなくらい3人並んでいたと思います。それぞれにそれぞれの面白さがあり、またそれぞれに微妙なところもあったので。
最後がキム兄の一票で決まるというのはあれはもう残酷でした。あの位置とかどっち入れても批判されるでしょ。
 
優勝はCOWCOW多田で、500万を逃したとはいえスギちゃんにとってはむしろそっちのほうが得だったような気がします。たぶんこれからバラエティーで使われるんじゃないですかね。
 
 
以上、感想でした。
それではー。