先に書いておくと関西ローカル＋熊本でしか放送されてないコンテストなんでそれ以外の県の方はわからない話だと思います。すみません。
ていうよりなんで熊本は放送したんでしょう…？
生放送ではなく録画してみました。
とりあえず先に１回戦の感想を１試合ずつつらつら書いていきます。
＜第１試合 学天即ＶＳスーパーマラドーナ＞
両方とも正当派で一番漫才コンテストらしい対決で好きでした。
学天即はツッコミのほうが上手な漫才という印象でした。トップバッターでちょっとかわいそうだったかなというのと、微妙に緊張が解けてなかったような感じはあったように思います。１か所明らかにミスだと思うところがありましたし。確実にウケはとるけど大きなパンチがでないというのがもったいなかったです。
それに比べてスーパーマラドーナーは後半になるにつれてテンポアップしていってまさに王道ながらも面白いという感じでした。話があちこちに飛ぶのはちょっと気になったりもするんですが、その辺同じ接続詞でつなぐことで上手くカバーしていた感じです。
対するspan!のほうは前フリの段階が思うようにはまらずその結果最後の回収でもスッキリと決まらなかったのが痛かったです。
まさに下剋上といったものが見られる対決でこの戦いもよかったですね。
＜第３試合 和牛ＶＳポラロイドマガジン＞
和牛のほうは微妙にテンポがなめらかじゃなじゃったような感じもしたんですがどうでしょう？テーマ選びが新しかったですが伝わりにくいというデメリットも抱えてる感じでハマる人はハマるけどみたいな漫才のような気はします。
ポラロイドマガジンはまさにコント師がやる漫才といった感じでした。形として十分にアリで面白いんですが漫才だからこそ出せる特有のテンポのよさだとか流れだとかその辺が消えてしまっていて、大きい笑いを生み出せてなかったように思います。あとＶＴＲがあまりいい印象を与えてなかったんでその辺の作り考えてほしかったです。本人たち悪くないですが。
＜第４試合 かまいたちＶＳソーセージ＞
かまいたちはひとつのボケをいろんな形で見せるというのがネタの基本的な構造なので、そのひとつのボケが初めにウケなければ取り返しにくいという欠点を持ってると普段から思っています。今回はそこそこのハマりだったのでそこそこよかったですが、ほとんどウケ具合がはじめのままというのは気になりました。
ソーセージはいつもは３人の役割が明確化していてその関係性が面白い漫才なのに今回は完全にそれがぼけていました。帯番組を抱えたことによる疲れや練習の時間不足、そして変な余裕がでっちゃってるんじゃないかという不安があります。まあもともとコント師なんでそこまで漫才がんばらなくてもいいような気はするんですけどね。
＜決勝戦＞
決勝戦は勝ち残り形式で個人的にはあまり好きではない方法でした。最後に一気に発表というのが好きなただそれだけなんですが。
順番出たときスーパーマラドーナはなかなか大変そうな印象でした。しかし期待を裏切るかのように１番手でビシッとネタを決めていて完璧でした。すごい面白かったです。基本わかりやすいネタで４組の中で一番万人ウケするネタ。そして何よりちっちゃいボディービルの柄っていう会場に対してのハマりネタを見つけられたのが勝因だったように思います。
かまいたちは前半はわりといろんなボケをしてましたが後半は顔芸がメインになる感じで好き嫌いが分かれるのかなと。プリマ旦那はこいつ何言ってるんだっていうバカらしさがすごい面白いんですが一歩及ばず。和牛もやっぱりハマるハマらないがありましたね。
３組とも設定というか一つの面白さをメインにしていたので、その辺融通がききにくかったんじゃないじゃないでしょうか。
というわけでは優勝はスーパーマラドーナでした。
前回のリベンジを果たしすごい見ていてうれしかったです。実力派っていう言葉が似合うコンビじゃないですかね？とにかくおめでとうございます！
今回ネタ以外の印象としてはいつも以上に審査がしっかりしていました。
いつもはネタ以上に後半が有利になっちゃったりとか、決勝メンバーもよしもと若手の人気高そうなルックスよしのコンビが多かったので不安あったんですが、ネタ見てだいたいこうだろうなーと思っていた予想がそのまま出たので、妥当というかブレがなかったように思います。
200人に絞ったのがすごいよかったのかなーと思いました。
あとたむけんにふつうに笑ってしまいました。会場はそんなウケてなかった感じでしたが。
特にまとめもなく今日はこの辺で終わります。
それではー。
