「さや侍」 感想

サンデーまだ半分しか読んでません。
 
 
今日「さや侍」を見てきたのでざっくりと感想を。
 
 
松本さんの作品は初めて見ました。
個人的にはなかなか好きでした。5段階でつけるとしたら3.5くらいです。
 
思ってたよりも考えさせられる話で最後は特にかなり見入りました。
「笑い」「侍の生き様」「父と子の姿」の3つが描かれていてとてもよかったです。
 
 
ただ、純粋な笑いという意味では大きく笑えるところがほぼ皆無なので、お笑い物だと期待して見にいった人は100%つまらないと思います。
30日の業の内容なんかは、メインのものは予告編でほぼ全部でてきてますし、ベタなものがほとんどなので。江戸時代にとっては斬新なものだろうし、そういう考え方で見たほうがよかったのかなという気もします。
 
 
キャストが特によかったですね。
花形の人が出てこない分すごい味わい深いです。
インタビューでの「野見さんが最後役者の顔になった」っていうのがすごいわかるし、子役の女の子も上手でした。
 
あとストーリーの題材が秀逸。
いろいろ考えさせられるけど難しい部分はないので誰にでもわかり興味が惹かれるものだと思います。
その分、松本さんに高いものを期待してる人にとっては、やっぱ批判するところがあるかもしれません。
 
 
 
だいたいそんな感じでした。
ほんとに何をどれくらい期待するかで評価が分かれる映画だと思います。
勧めは特にしませんが、行きたいなーと思ってる人は行くといいんじゃないでしょうか。
 
 
ひとつネタバレ書くと、真のオチはエンディングロールのほっしゃん。です。
 
それでは~。