本当にあった怖い話

昨日はしょうもない話ですみませんでした…。しかも全部フィクションです。完全に作り話です。
 
 
誰だよ、O君って!!沖田君か!?小澤君か!?おわらいさんか!?大島君か!?
大島君ってイニシャルトークでもO島君ですね。どうでもいいですか?
 
 
今日は昨日のお詫びといってはなんですが、本物の怖い話をお届けしたいと思います。
今回はノンフィクションです。実際にあった話です。
とはいっても、経験したのは僕じゃないんですが…。奈良のお寺に住んでいるいとこが体験した話です。よろしければお付き合いください。
 
 
5年前の2月某日。
その子には一人おばあちゃんがいました。おばあちゃんは明日法事で人がたくさん来るということで、夜遅くまでその準備に追われていました。12時くらいにいとこは「おやすみ」とおばあちゃんに言って2階の自分の部屋に行きました。そしてその日はすぐに眠りにつきました。
 
すると奇妙なことが起こりました。2時を過ぎたころのことです。部屋に置いてあった携帯電話の電源がいきなりつきました。その携帯は昔おばあちゃんに買ってもらった携帯なんですが、今は新しいのに替えていてもう何カ月も使っていない物です。その音で目覚めたいとこは、不思議に思いましたが、またすぐベッドに入り寝てしまいました。
 
そして、朝。起きてみて下に降りるとやけにあわただしくなっていました。
「どうしたの?」と目をこすりながら家族に聞くと母親は青ざめてこう言いました。
 
「おばあちゃんが風呂場で亡くなったの」
 
 
警察の調べによると、原因は心臓発作でした。もともと心臓は悪かったらしいのですが、本当に急な出来事でした。たぶん準備の疲れのせいもあったんだと思います。
そして検察の結果、警察は死亡推定時刻を11時半と推定しました。
 
ん?ちょっと待って。私その時まだ起きてておばあちゃんとしゃべってたんだけど?
風呂場とかでなくなると体温の変化などが通常とは違うので死亡推定時刻は正確に出ないらしいです。(コナン情報)
その時おばあちゃんはまだ生きてた!と警察に主張しましたが、警察は全く聞いてくれず結局区役所には11時半ごろということでだされました。
 
しかし、いとこはこう考えます。
もしかして、おばあちゃんは携帯が鳴ったあの時間に亡くなったんじゃないんだろうか?
とはいっても、もちろん真相はわかりませんし、確かめることもできません。
ところが、それを確信されるような事が、後日起こったのです。
 
 
その年のお盆、つまりちょうど今日くらいの日です。
お盆といえば先祖の霊が帰ってくるといわれているんですが、どうやらおばあちゃんも帰ってきたらしく…。
 
いとこが寝ていると、今度はその子の部屋にあったテレビの電源がついたらしいです。しかも、全く同時刻に。
そのおばあちゃんはもともとテレビ好きだったので、きっとおばあちゃんが見にきたんだとその子は考えています。
 
 
 
今日は8月15日。
もしかすると、今あなたの近くにもご先祖さまが帰ってきているかもしれませんよ?