おすすめマンガ その2 ~かってに改蔵~

この記事書くの約一ヶ月ぶりです。
ほんとはもっとマンガのこと書きたいんですが、記事書くのに時間がかかると思い後回しにしていたら、いつのまにかこれだけ経っていました。
 
 
第2弾となるこの企画。今回紹介する作品はこちら!
 
 
 
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 現在マガジンで「さよなら絶望先生」を連載している久米田先生が
 サンデーに在籍していたときに連載していた前作品
 
 かってに改蔵です。
 
 新装版が出るということでちょうどタイムリーなのでこのマンガにしました。
 ぶっちゃけおすすめといいながら、
 アクの強い作品なので好き嫌い別れると思います。ぼくは好きですが。
 
 
 久米田先生はサンデー通ならぜひとも抑えといてほしい人です。
 「ハヤテのごとく!」書いてる畑先生の師匠でもあります。
 
 ちなみに写真に13巻を選んだのは
 1巻の絵が違いすぎてもはや誰のマンガだかわからないからです。
 
 
~ストーリー~
思い込みが強く変な性格である主人公 勝 改蔵(画像真ん中)はまわりに迷惑をかけてばかり。
そんなある日ささいな出来事から改蔵は自分のことを改造人間だと思い込む。
そして日々あらわれる謎の集団・天才塾(変なやつら・改造の知り合い)と日々戦いを繰り広げる
なぜ戦うかって?だって「改造人間=ヒーロー」だからさ!
そしてそれにより結局周りに迷惑をかけ続けるっていうギャグマンガだったんですが…
 
上のは表設定で、途中からこの設定ほぼなくなります。
画像右にいる女の子 羽美ちゃんがはじめは普通の子だったんですが、
途中友達いないの設定から暴走をはじめ「猟奇的な彼女」状態に。
絶望先生の千里ちゃんをパワーアップさせたような感じです。
そしてもう一人画像にはいない鉄道オタクの地丹っていうキャラがいるんですが、
はじめは改造の被害者だったのに、途中から下っぱ・内弁慶・ストーカー・小心者などものすごいダメキャラクターに仕上がっています。
そして、その二人が少年誌ギリギリの行動を起こすために、結果的に改蔵はツッコミ役にまわり、ふつうの人状態に…
 
 
前半と後半でほんとに作風違います。
簡単に述べると
前半はキャラクターの強い人たちが送るバカバカしいギャグマンガ
後半は今の「さよなら絶望先生」に近いネタなんですが、もっとギリギリにした感じですね。
 
ぼくとしては後半(14巻あたり)から読み始めるのがおすすめです。
実際僕も始めて読んだのは18巻からでそこから逆に戻っていきました。
キャラ設定わからなくても十分大丈夫です。
 
 
とにかく独特な作品です。
・「さよなら絶望先生」が好きだ
・自分はどちらかというとネガティブだ
・普通のマンガには飽きたし一風変わった作品が読みたい
 
っていう方におすすめします。
 
 
ちなみに唐突なんですが、このマンガの最終回すごい好きです。
いままでなんの脈絡もなかったのに、最後の最後にしっかりと話をまとめ感動させるあの終わり方はほんとに脱帽だったし、久米田先生ってすごい力あると思いました。
 
 
よかったら一度読んでみてください。
 
それでは~。