荒川アンダーザブリッジ 感想

荒川アンダーザブリッジの映画を見てきたのでざっくり感想です。
ちなみに一応原作もドラマも知ってます。全部読んでますし観ていますという仮定です。
 
※以降ネタバレを含みますので気にする方は読まないでください。
 
 
見た感じとしてはそんなに悪くなかったというか、少なくとも酷評する必要なはないかと思います。
 
笑えるというよりはハートフルだなという印象でした。
心温まるという感じ。
 
話は、映画が本筋でドラマが肉付けエピソードという位置関係。
起承転結は映画の中に全部詰まっていて、映画だけ見た人でもストーリーはきちんとわかる構造。
ただし、住人の個々の話やリクの詳しい変化の様子は全部ドラマでやっちゃえーという感じです。
実際一部を除いた住人の活躍が、映画ではほとんどなかったですからね。村長はバリバリでしたが。
 
ドラマを見ている方がいろいろわかりやすいけどまあ見てなくても問題はないという感じ。
 
 
マンガファンの方には、原作の笑いの再現率はゼロに近いので、実写化というよりはそれを題材にして作り上げた別の作品として捉えるといいかと。
そうすると楽しく見れます。荒川って笑いだけじゃないグッとくるところあるじゃないですか。あっちに重点を置いて作った感じ。
 
 
おおまかにやってることはちゃんとわかるし、話自体はちゃんと作られていて楽しめました。感動っていうとおおげさですけど、それに近いものはあるかと思います。
ただ細かいところで、なんでそうなったのっていう疑問に持つところがあるのが一番の問題かなと思いました。心理描写とか。
ケンカとか話の上ではいるんでしょうけど、なんで急にそうなったのかがよくわかんなかったです。僕の理解力の問題なのかもしれませんが。
 
 
そんな感じで特におすすめはしませんけど、はじめ抱いていた印象よりは楽しめたという結論です。
それではー。