とある男の思考回路

※本日は深夜2時過ぎに更新している感を大事にしてお送りしております。
 
 
今、オレの隣には裸の女が寝ている、という設定で話を進める。
その女に果たして何を言わせるのが一番いいのか、さっきからこのことをオレは考えているわけだ。
 
そしてしばし考えた結果、オレはある一つの言葉に辿り着いた
 
裸の女「にゃ~ん」
 
かわいい。文句なしでかわいい。何かこうオレの中に眠る獣の闘争心をかきだしてくれるような。そんな気がしてくる。
 
だけど、本当にこれでいいのだろうか?何か少しベタすぎやしないだろうか?
うどん屋に行ってきつねうどんを頼んで食べて帰る。こんなありきたりな感じでオレは満足するような男なのか?
 
ダメだ。もう少し考えよう。にゃ~んは方向として間違ってない。間違ってないから少し変化を加えて。イメージしろ。イメージしろオレの頭。
 
 
裸の女「にゅ~ん」
 
…どうなんだろう?なにか少し奇をてらいすぎてるような気がする。新しい感じはすごい言葉的にでてるけど。軽く時代が追いついていないような。
 
そして不意打ち感がすごい。にゃ~んと見せかけてのにゅ~ん。うどんでいうと七味かけてくれると見せかけてすだち絞られたみたいな。それくらいの不意打ち感がする。
 
いや、でも悪くはないんじゃないのか。うん、すだちなら悪くはない。にゅ~んはステイだ。とりあえずアリだからステイしておこう。
 
よしもっと考えろ。変化をつけて。考えるんだオレの脳内。
 
 
裸の女「にょ~ん」
 
…なんかバカにされてないか?バカにされてる気がする。すごいバカにされてる気がする。
 
この言葉をきっかけにオレはなにを~!と闘争心をむき出しにし襲いかかる。こう考えれば十分アリか。裸の女がにょ~んと言う。いける。裸の女という段階で何を言わせてもいけそうな気がする。
 
しかし、さすがににょ~んは男としてのプライドを傷つけられてるような。いいのかそれで。うどんで例えるなら10分前に作った伸びきってるやつ出された感覚。なぜオレはさっきからうどんで全てを例えているんだ?
 
やっぱりダメだ。にゃ~んやにゅ~んに比べたら明らかに劣る。もっと変化、もっと変化をつけて。
 
 
裸の女「ちょ~ん」
 
ない。これはない。なんかもう絶対違う気がする。
響き的に「がちょ~ん」に似てるし。裸の女が目の前にいるのに、旬でもないギャグやってるおっさんを思い出す。不幸だ。これは不幸だ。
 
いやでも待てよ。「がちょ~ん」のあの手の形。あれはおっぱいを揉んでる手に似てないだろうか。こう軽く何かを握ってるようなあの手。あれはもしかしておっぱいなんじゃないのか。
 
え?ていうことはわざわざそれを言ってくれる女っていうのは、「今日おっぱい揉んでも大丈夫ですよ」っていうサインじゃないのか。そうなのか?そうだとしたら全然意味合いが変わってくる。「ちょ~ん」になにか一段階深みが増してくる。
 
いやいや待て待て。それなら始めからがちょ~んて言ってくれればいいじゃないか。なぜわざわざちょ~んと回りくどい言い方をする必要がある。
 
考えすぎだ。どう考えても考えすぎてる。うどんでいうなら麺そのものにホウレンソウとか練りこみだしちゃったくらい考えすぎてる。もっと落ち着いて。落ち着いて考えないと。
 
 
――こうしてオレはあれこれ考えたが結局いまだに答えはでない。裸の女に何を言わすのが男として一番いいのだろうか。
 
 
 
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加藤綾子に関してのコメントは受け付けておりません。yahooのってなんでこう1パターンなんだろうね?