コント 「浮気写真」

久々にコント書きます。
長いのでもりもりスルーしといてください。基本的に自己満足の世界です。
 
今回は初めて3人コントを書いてみました。
オンバト+でゴルゴルを見たときになんか思いつきまして、そのため設定の形とかはわりと似てます。
 
相変わらずわかりにくかったり面白くなかったりと問題だらけですが、その辺は力不足なんで勘弁してください。重ねて書きますが自己満足の世界です。
 
 
 
 
役割Aツッコミ、怒りっぱなし
  B小ボケ?、話進める、謝りっぱなし
  C大ボケ、話ややこしくしまくり
設定(ファミレスかなんか;真中テーブルで周りに椅子が3つある状態)
 
A「(時計見ながら)なんだよ、あいつこねーじゃん!」
C「まあまあ落ち着きなって」
A「落ち着けるわけないだろ!あいつ俺の彼女と浮気してんだぞ!」
C「うーん、まあ確かにいくら俺たち3人親友といえど、許されることではないよねー」
A「しかもあいつのんきに写真まで撮ってるし、なんなんだよあいつ」
C「…よし!わかった。今日は俺からもガツーンときつく言ってやるよ」
A「おお、そのためにお前呼んでんだ」
(B現れる)
B「うぃっす」
A「うぃっすじゃねーよ、うぃっすじゃねーんだよお前」
B「なに、どうしたの?」
A「どうしたのじゃねーよ!お前俺に対して謝ることがあるだろ」
B「いや、そりゃー遅れてきたことは悪いと思ってるけど…なにもそんなに怒らなくても」
A「そうじゃなくて!なあお前とぼける気か?」
B「何が?」
A「この写真(机の上に出す)」
B「あ…」
A「俺の彼女の部屋で見つけたんだ。遊園地で彼女の隣に映ってるこいつ、これ明らかにお前だよな」
B「いや…違うんだ…それは…」
A「何が違うの?」
B「………」
A「なあ、お前言い訳できると思ってんの?お前が彼女と浮気してる写真、はっきりきれいに映ってるんだよ!!」
B「…………」
(ちょっと沈黙)
C「きれい?」
A「ん?」
C「やっぱその写真きれいだと思う?」
A「ん、まあそりゃーちゃんと撮れてるしきれいに映ってるとは思うけど…」
C「だよねー!それ俺が撮ったんだ!!」
A「おう…………おお!?」
C「(写真手に取りながらうれしそうに)自信あったんだよねーこれ」
A「…………」
(ちょっと間あける)
B「A、ごめん。俺ずっとお前の彼女のこと気になってて…」
A「いや、気になっててじゃないでしょ。気になってたからってお前人の女とデートしていいと思ってるわけ」
B「…ごめん」
A「それにそれだけじゃねーだろお前。2枚目のこの写真。これ完全にキスしてるな」
B「いや、だからその…なんていうかその…」
A「なあ、なんていうかじゃねーの。お前が俺の彼女とキスしてるところ、ちゃーんとばっちり映ってるの!」
C「だろー!ばっちり撮れてるだろー!それ!」
A「………」
C「いやそれね、ほんと逆光とかもあったから撮るの難しかったの!」
A「ごめん、ちょっと待て」
C「いやーでもこれ自分でベストアングルだと思ってるし、すごい気に入ってるんだよねーそれ」
A「待て待て待て待て」
B「(土下座しようとしながら)ごめん、今回のことはほんとにすまなかったと思ってる。ほんとにごめん!この通り―」
A「(Bに対して)ちょっと待てー!ごめん、1回顔あげて、1回だけ顔あげてくれない?」
B「え?あ(顔あげる)」
A「ごめん、なんていうかなーその、ほんと謝ろうとしてるところ申し訳ないんだけど、今お前のことより気になっちゃってることができてるから、ちょっとだけ待ってくれてもいいかな?」
B「あ、うん、いいけど…」
A「なんかごめんな、せっかく土下座までしようとしてくれてたのに」
B「いや、いいよ、全然」
A「今度ジュースおごるよ」
B「いや、いいいいいいいい(手を振りながら)」
A「ごめんな、すぐ終わるから。(Cのほう向いて)おい、ちょっとお前こっちこい」
C「ん、何?」
A「え、ごめん、この写真って全部お前が撮ったの?」
C「うん、そうだよ」
A「ちなみにお前これが俺の彼女だっていうの知ってたよな?」
C「やだなー、この前お前のほうから紹介してきてくれたんじゃん」
A「お前止めろよ!」
C「へ?」
A「お前止めろよ!友達が友達の彼女に手だそうとしてるんだったら止めろよ!お前なにのんきにパシャって写真撮っちゃってるの!?」
C「あ、うん…」
A「え?ていうかごめん、なんでこいつが写真撮ってるわけ?」
B「ごめん…実は俺、初めてのデートだったから記念に写真撮っときたいなーって思ってさ、それであいつに専属カメラマンとして撮ってもらうのお願いしたんだ」
A「お前そんなん近くにいる人に頼んだらいいじゃん」
B「ごめん、俺人見知りだからそういうの苦手で…」
C「いやーでもこの写真やっぱよく撮れてるよなー」
A「いや、あのなお前…」
C「俺ねー、写真家以上に写真の才能あると思う」
A「写真家に謝れ。ていうかまず俺に謝れ」
B「……A、今回のことほんと申し訳ないと思ってる。もう2度とお前の彼女に手もださない。だからごめん!この通りだ。」
A「いや、あのな、そんな簡単に許せるもんでもないでしょ」
B「ほんとにごめん!」
(Cカメラかまえだす)
A「いやだからさ、そうやってお前謝ったら許されるみたいなその感じやめ――」
(Cフラッシュたいて写真撮る)
A「なにしてんの!?お前いきなりなに写真撮ってるの!?」
C「いやあ、怒られてる記念を撮ろうかなと思って」
A「いらないよ、それ!空気読めよ、お前!」
B「…ほんとごめん!な、この通りだ!」
A「…あのな、俺も許したい気持ちもあるけど、もう1枚写真あるんだよ。この写真、これお前ホテルだろ」
B「………」
A「完全に手出してるな」
B「いや違う!確かに泊まりはしたけどほんとに手は出してない、手は出してないんだ」
A「信じられるかよ、そんなの…。いいか、こうやってばっちり写真がちゃんと存在してるの」
B「………」
A「そして、この流れで行くとこの写真撮ったのこいつだな」
B「うん」
A「ていうことはこいつもいっしょにホテルまで付いてってるな、なんで!?」
C「ん?」
A「お前どこまで付いてってるの!?」
B「しかもこいつ同じ部屋だよ」
A「同じ部屋!?え、ていうか断われよ、お前」
B「いや、俺だって断わったよ、そりゃ申し訳ないけどチャンスだもん。でもこいつ急に『同じ部屋に泊まるー』って言うこと聞かなくってさ。結局押し負けたんだよ」
A「ていうことはこいつも彼女と同じ部屋泊まってんの?」
B「うん」
A「……ん?お前もしかしてじゃないよな?」
C「へ?」
A「お前なんで同じ部屋泊まった?」
C「いや、いいじゃん別に。みんなで泊まったほうが楽しいじゃん」
A「お前まさかとは思うけど俺の彼女に手出したりしてないだろうな」
C「い、い、い、いやだなー、A君。ト、ト、ト、トツゼン急にナニを言い出すんですかー」
A「動揺がベタすぎる!お前マジでか」
C「いや違う手は出してない、手は出してないよ!!」
A「ほんとか?」
C「ただなんか別のものを出しちゃったてーきーな?」
A「(胸倉つかんで)お前殺すよ?」
B「はあ!?お前人の女に手出しちゃったの!?」
(A振り向く)
B「人として最低だな!お前!」
A「お前もお前で対して変わんないだろーが!!もういい、もうあったまきた」
B「おい、どこいくんだよ」
A「帰る。もうお前らとなんて絶交だよ」
B「ちょっと待てって。今回のことほんと反省してる。だからもう少しだけちゃんと話そうって」
A「いいや帰る」
B「ちょっと待てって(A止めながら)」
A「離せよ。もうしらねーよお前らのこと」
B「だから待てって」
C「(大声で)待って!!」
(Cのほう振り向く)
A「………なんだよ」
C「最後、絶交記念に1枚だけ写真撮らない?」
A「もうお前ほんとなんなの?」