コント「3分クッキング」

ネタ書きます。例によって面白いかどうかなんて知りませんよ?
 
もともと2分を想定して作ったネタですが完全にオーバーしてます。できるだけボケ数と密度が多くなるようにはしました。
かなり早いテンポでイメージしてますが、長文のセリフが多いので実際やるとなるとたぶんかなり大変だと思います。動きはほとんど無視してセリフだけ書いてます。
 
 
 
A「さあ始まりました。ネタ時間2分しかないのに無謀にも挑む3分クッキングのコーナーです。先生今日は一体何を作るんでしょうか?」
B「はい。今日はじっくりコトコト煮込んだカレーを作っていきたいと思います」
A「なるほど。時間内に終わらす気が微塵も感じられませんが。それでは先生、材料のほうを紹介してください」
B「はい、4人分の材料です。えー、ニンジンが適量。ジャガイモが適量。玉ねぎが適量。牛肉が適量――」
A「先生、あの適量ばっかなんですけど…」
B「でもまあ4人といってもたくさん食べる人がいる時もあれば、そんなに食べない時もありますし…」
A「なるほど。予想以上に正論だったのでツッコミ等という野暮なことはいたしません。さあそれではさっそく調理のほうはじめていきましょう。まず何からしますか?」
B「そうですね。まずは手を洗いましょう」
A「そっからですか?」
B「今の時代衛生面に気をつけないとすぐ叩かれますからね」
A「いやまあそうなんですけど」
B「食中毒起こそうものならすぐ番組が終わりますからね」
A「先生あんまり時間のほうが」
B「正直もうちょっと寛容な心を持てお前らって思います」
A「その発言のほうが叩かれそうなんですけど。さあそれでは調理のほうはじめていきましょう」
B「いや、君も洗わないと」
A「あっ、すみません」
B「叩かれるよー」
A「すいませんすいませんすいません」
B「すぐ叩かれるよー」
A「すいません。ほんとすいません」
B「お前らの心の広さは自分のケツの穴よりも狭いのかこのゴミムシどもがって思いますね」
A「絶対叩かれますよ今の。とりあえず洗いましたんで調理のほうはじめましょう」
B「ではまず玉ねぎのほうをいためていきます」
A「なるほど、まずは玉ねぎを鍋に…まさか切らずに丸ごと入れるとは思いませんでしたが」
B「さあここでワンポイントアドバイスです」
A「おっ!でました。家庭の味をプロの味に変える先生のワンポイントアドバイス。さあ今日はどんなアドバイスが飛びだすんでしょうか」
B「恋愛は押してダメならひけ!」
A「なんのアドバイスなんでしょうか。先生できれば料理に関するアドバイスをしてほしかったんですけど」
B(下のほうを指さす)
A「テロップを指ささないでくださーい。いやまあ確かにこういうときテロップよくでますけど」
B(指で円を描く)
A「テロップで遊ばないでくださーい。先生あの生放送なんでそういった対応できないので。時間のほうなくなってきので急ぎましょう」
B「はい、では玉ねぎはアメ色になるまでいためてください」
A「なるほど。アメ色までですね」
B「はい。そしてアメ色になってから1時間余分にいためたものがこちらになります」
A「焦げてますねーどうみても。」
B「ちゃんとADに頼んどいたんですけどね」
A「伝達されてなかったんですかね」
B「まあミスを犯したADは明日の料理の具材になるんですけれども」
A「怖い怖い怖い。言うことが怖いです、先生。さあ、時間のほうほんとにいよいよなくなってきました!」
B「はい。それではここに他の具材のほう加えてください」
A「具材のほうを加えてください」
B「そしてその後いろいろあって完成し盛り付けして試食が終わった皿がこちらになります」
A「からっぽですねー。完全にからっぽですねー。まあでも今日もおいしかったですね、先生」
B「はい。特に隠し味のバルサミコ酢が効いていました」
A「そうですね。レシピのほうは番組HPにアップされていますのでむしろこれからはそっちを見るようにしてください。さあ先生いよいよお別れの時間です。明日のこの時間は一体何を作るんでしょうか?」
B「はい。明日は、AD宮原のグツグツ煮込みをお送りしたいと…」
A「時間がありません。さようならー」