おすすめマンガ その7 ~タッコク!!!~

自分の好きな漫画を紹介するだけのコーナー第7弾。サンデーまだ読めてなかったので。
 
 
というわけで今回紹介するのはこちら!
 
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  サンデー超のほうで連載されていた福地翼先生の作品
 タッコク!!!です!!
 
 
 サンデー関連のしかも終了漫画ばっかりでほんとすいません。 
 福地先生といえば「うえきの法則」でおなじみで、マンガはもってませんが雑誌で読んでましたし、アニメのほうも見てました。好きなマンガ家さんの一人です。
 そしてそんな福地先生が新たに挑んだジャンル、それがこのマンガ。
 
 
 表紙見たら卓球マンガであることは一発でわかるんですが、正確に書くと卓球ラブコメです。
 
 恥ずかしながらラブコメはわりと好きで、特にラブとコメの割合が3:7あたりのものが好きだったりします。(基本的に笑えるものが好き)
 「タッコク!!!」はまさにそれにあてはまる作品かなと思います。
 
   
  
~ストーリー~
10年前、父の都合で日本を離れることになった幼い少年・ガクは両想いである女の子・カコに必ず自分は戻ってくること、そしてそのときに自分から告白することを約束する。そしてそれから10年。2人の想いが変わることはなく、日本に戻ってきたガクは約束を果たすためカコに告白。もちろんカコはOKし2人はめでたく結ばれる、そうなるはずだった…。
しかし、そこに立ちはだかったのは「卓球告白法」という日本の新法律。それは好きな相手に卓球を申し込み、勝てば強制的に付き合うことができる、逆にいえば勝たないと付き合うことが許されないムチャクチャな法律だった。カクは中学国内ランキング1位を誇る天才卓球少女。「自分から」という約束を果たすためにはガクはカコに勝たなければならない。しかし、手の抜き方を完全に忘れてしまったカコに初心者のガクは勝てるはずもなく…、果たしてガクはカコを倒して約束を果たし結ばれることができるのか!?
 
 
wikiから引用しようとしたらあらすじ1行で終わっててめっちゃ焦った…。
結局小学館に載ってるあらすじをちょこっといじりながら引用しました。以上が1話目の内容です。
 
 
 
まあなんとなく感じていただければいいかなと思うんですが、この作品内容が基本的にバカなんですよ。
ちゃんと伏線もはったり、必殺技にしっかり理論づけて説明してるにもかかわらず、一部ムチャクチャなんです。はじめに読んだときは勢いで「なるほど!」と思うんですけど、冷静に後から考えると「え?無理じゃね?」とか「ここおかしくない?」みたいな。
 
設定も後半どんどんぶっとんでいきます。たぶん誰も予想できない展開になると思います。しかし、なぜか話自体はつながっていてちゃんと読めるというかなり不思議な作品です。なんやかんやで主軸はずれないんですよね。
 
基本的にボケ数多くてスキあればボケてくるのですごい笑いながら読むことができると思います。勢いもかなりありますし。なのに押さえるとこはしっかりと押さえていて、キャラクターの熱意というかメッセージというかそういったものはほんとにまっすぐ描かれていて素直に伝わってくるので、その辺は読んでて気持ちいいです。
福地先生の作品の特徴であり最大の魅力だと思います。
 
 
なお卓球マンガとして期待するのはくれぐれもやめてください。
特に自分も卓球やってて卓球が強くなりたいからこのマンガ読んでみます!というのは絶対にやめたほうがいいと思います。
必殺技等はあっても、技術的なものは基本的に描かれていないので参考にはなりません。娯楽マンガとしてリラックスしながら読むのがベストです。
 
 
 
というわけで今回は「タッコク!!!」でした。
4月に最終巻の6巻が発売されます。機会があればぜひ読んでみてください。
 
それでは~。